7/16公開。クラウドファンディングに挑戦します!

弊社代表 島貫 陽とヤア株式会社は、このたび、岩手県遠野市の森を舞台に計画している新しい事業の資金を集めるため、クラウドファンディングに挑戦します。
このプロジェクトは全国の多くの皆様の応援なくして実現することはできません。皆さん一人ひとりの大きな支えをいただきたく、ご支援とシェアをどうかよろしくお願いいたします。

 

<クラウドファンディングプロジェクトのタイトル>

「約1万坪の里山を購入し、生物多様性と経済性両立の森を目指したい!」 

<活動内容(概要)> 

このプロジェクトの目的は、岩手県遠野市内にある約1万坪の里山(「百年の森」と命名。生態系保護の観点から当面のあいだ所在地非公開とします)の購入資金500万円を集めることです。
購入理由は、生物多様性が豊かであるものの、荒廃が進んでいるこの購入予定地で、「生物多様性」と「経済性」が両立する森づくりをすることにより、今ある生態系を守り(両立を目指しますが、重心は「経済性」よりも「生物多様性」にあります)、生物多様性をより豊かにして、百年先まで続く里山にしたいという意思があるからです(購入後の具体的な事業は、別の第2,第3…のプロジェクトで進めて参ります)。
また、このクラウドファンディングへの挑戦が、その後の事業プロジェクト、ひいては「百年の森」づくりを展開していくための仲間づくりにもつながり、森づくりに込めた想いを伝えるとともに、生物多様性についてより多くの方に考えていただく機会にしたいと思っています。
したがって、このプロジェクトは全国の多くの皆様のご支援なくして実現することはできません。皆さん一人ひとりの大きな支えをいただきたく、どうかよろしくお願いいたします。

第1目標金額は100万円ですが、これは、今回が私にとって初のクラウドファンディング挑戦となるため、最初のハードルを本来の目標金額に比べて低く設定した結果なのです。第1目標をまず達成することで、「未達になった場合の返金リスク」を消し、その上で真の目標金額である第2目標金額500万円(つまり土地購入金額)を安心して目指すことができるようになります。そのため、目指す支援者数の目標も500人にしています。これは、遠野市や岩手県,東北地方だけでなく、全国の皆さんに応援していただかなければ達成できない数字です。

クラウドファンディングでは、公開直後のご支援の勢いがこのプロジェクトを今後どれだけ広められるかにおいて非常に重要なポイントになるとされており、最初の5日間で目標に対して13%の支援を得られるかどうかが大きな鍵になると言われています。 
どうか皆様のご支援を、そして多くの方へのシェアを(ぜひ公開前から!)よろしくお願いいたします。

詳細・ご支援はこちらから(緑色のテキストをクリック!) 
正規ページURL
※7月16日以降はこちらからご支援可能となります

公開前でもクラウドファンディングページをご覧になれます(緑色のテキストをクリック!)
編集ページのプレビューURL
※こちらからはリターン購入ができないつくりになっています。購入は正規ページから、7月16日以降にお願いいたします

第1目標金額:100万円
第2目標金額(真の目標金額):500万円 
支援募集期間:7月16日(火) 10時 〜 8月30日(金) 23時
実行責任者:島貫 陽(ヤア株式会社 代表取締役)

旅行会社の港から漕ぎ出す時が来ました(本社移転のご報告)

奥羽旅人ネイチャーセンター(YaH株式会社)代表の島貫です。
去年の年末から続けてきた本社移転,旅行業の変更登録の手続きが、ようやく公言できるくらいまで進んだので、ここにご報告いたします。

【変わったこと】
・法人の本社所在地が秋田県大仙市に移り、酒田事務所(旧本社)がなくなった
・旅行業者としての登録権者も秋田県知事に変わり、旅行業法上の活動範囲が「大仙市及び
 大仙市に隣接する自治体」になった(※旅行業種:地域限定旅行業はそのまま)
・NatureCenterとしての一つの場と、NatureShopという店としての機能をつくることがで
 きる空間を手に入れた(※リアル店舗のオープンはまだ先です)

とは言っても、わかっていることは、まだまだ未完成であること,そして、この未来の見えないコロナ禍の中で、新しいチャレンジと状況に応じたトライアル&エラーを繰り返しながら形にしていく,ということだけです。この新しい場所でいったい何ができるのか?と、まだまだ手探りの状態であることが最も明らかなところかと思います。

ただ、以前の酒田から事務所を移したから、もう山形県に関わらないというのではなく、秋田県にいながら山形県にも足を運び(島貫の「自宅」と住民票は山形県鶴岡市にあります)、一つの広域のフィールドとして捉えていくつもりです。そうして、いずれは奥羽6県を一つのフィールドにするという野望を実現したいと考えています(※地域限定旅行業者として活動できる範囲は限られていますが、旅行業以外の商品・サービスを提供する範囲に縛りはありません)。

今こそ旅行会社の港から漕ぎ出す時です(時々港に帰ってきます。笑)!

これまでお世話になった皆様も、新しくお世話になる皆様も
どうぞよろしくお願いいたします。

奥羽旅人ネイチャーセンター/YaH株式会社
代表  島貫 陽

野点で大自然を感じる多方向チャンネルはじまりました!

6月からFacebookページをプラットホームに始まった奥羽エコツアーライブも15回目を迎え、従来の生き物観察に加え、茶の湯で大自然を楽しむ野点シリーズも始まりました。その第一回目が9月27日に「奥羽エコツアーライブ14」として実施され、本日そのダイジェスト版をYouTubeにアップロードしました。

晩秋も残り2週間。お好きな飲み物を片手に、身近な紅葉・黄葉,苔の色を眺めながら一服してみませんか?

奥羽エコツアーライブ14
▷ YouTube
Facebookページ

次回、奥羽エコツアーライブ16は、
2020年10月25日(日)14:00〜 の予定
※Facebookページに「いいね!」されると通知が届くようになります。
https://www.facebook.com/OutabitoYaH/

奥羽旅人ネイチャーセンター 雄物川小舎

ニューノーマルに相応しい働き方


YaH株式会社の島貫です。
久しぶりの投稿になってしまいましたが、今日は重要なお知らせがあります。

以前から少しずつ準備を進めてきた新しい拠点づくり。
ちょうど拠点候補となる空家を地域の方から紹介していただいた矢先に、コロナ禍が始まりました。

すぐに緊急事態宣言が発令され、県境を跨ぐ移動が制限、私も空家の持ち主さんも現地に近づけなくなりました。

そのような中、計画が思うように進まず、先の見えない不安から、つい足踏みをしてしまうこともありましたが、たとえ給付金や補助金をもらってコロナ禍を生き延びたとしても、コロナ禍を経験した社会で生まれる新しい生活様式(ニューノーマル)に相応しい働き方をつくっておかなければ、結局ジリ貧に陥り、遅かれ早かれ会社の死が訪れるに違いないと次第に危機感を感じるようになりました。

 

そんなわけで、緊急事態宣言が解除されてからは、予定していた7月賃借開始を遅らせずに実行することにしました。

afterコロナを生き延びるべく、大きなチャレンジを小さく始めます。
秋田県県南の雄物川近くにある空家に新しい拠点づくりを始めました。

オフラインの価値とオンラインの意味


しかし、コロナ禍の動きはまだまだ予測がつかないこともあり、当面はお客様を入れない住所非公開の場所とし、この際オンラインだからできることを模索してみようと考えています。
というのも、コロナ禍の中で様々な方が予想するニューノーマルの記事を見ていて、「これからは現地に行って、現地の人と直接会うことの価値が高くなり、オンラインや動画の意味が今まで以上に大きくなるのではないか」と感じたからです。

この空家と周辺地域を歩き回り、オフラインを補足するオンラインのサービスを構築することを目指します。
そして、いずれコロナ禍が収束した暁には、リアルなネイチャーセンターとして皆様をお招きしたいと思っています。

具体的には、繁忙期であるグリーンシーズン中にできるだけたくさんの実験とチャレンジをし、小さく始めて小さな失敗を繰り返し、新しい発見を積み重ねて行きたいと考えています。

6月から少しずつ始めた”奥羽エコツアーライブ”はエリアを広げて実施していきますし、それ以外の野外での活動も随時、FacebookやInstagram,Twitter,YouTube,ブログなどで発信していきますので、どうかこれからも応援よろしくお願いいたします!

 

かつてお店だったスペースを”奥羽旅人ネイチャーセンター雄物川小舎”のメインルームにつくり変えていきます。

『つなぐ川プロジェクツ』

YaH株式会社代表の島貫です。

私は埼玉県で幼少期を過ごしました。40年ちかく前のことです。
生き物好きな子どもだったので、昆虫採集をしに雑木林へよく出かけていましたが、
田んぼの用水路では小魚をとって遊んでいました。
水路を塞げるくらいの大きさの網を下流側に置き、上流から棒で水面を激しく叩くと、
バケツがいっぱいになるほど魚が採れました。
今では見ることのできない思い出の中だけの光景です。

みなさんの子どもの頃はどうでしたか?

今の子どもたちは川で遊んだ経験がほとんどないと思います。
子どもたちに「川に近づくな」と言っていませんか?
少子化で子ども自体の数も減ってきて、昔のように川での安全な遊び方やルールを
教えてくれるガキ大将もいなくなりました。
川で遊んでいて溺れて亡くなる子どものニュースが跡を絶たず、
子どもが川に近づくのは怖い。そう思う気持ちはよくわかります。

でも一方で、川で遊んだことがある方は、その記憶から、
子どもに川遊びを体験してもらいたいとも思っているはずです。

安全な遊び方をしてもらえるなら。

そこでYaH株式会社では、川に接する最初の一歩になる道具のキットを開発し、
子どもたちがキットを組み立て、実際に川で使ってみるイベントを企画しました。

道具の使い方だけでなく、道具の歴史、材料のこと、材料の木材が育った森のこと、
そして川での使われ方、川が山と海をつないでいること、川漁師のこと、
川魚のこと、川魚料理、川の文化のこと、川での遊び方、川の災害、
川の恐ろしさまで様々なことに触れます。

道具を通して川を知ってもらい、川に関わる方法を学んでもらいたいと思っています。

川に関わる方法が一つわかれば、子どもたちは自分で調べるようになります。
どんな関わり方をすることが自分にとって気持ちが良いか、
川の未来について自分で調べ、自分で行動できる子どもを増やすことが、
この「つなぐ川プロジェクツ」の目標です。

また、いつか故郷を離れることになる子どもたちにとっては、
川での楽しい思い出が故郷に戻るきっかけの一つになれば、という願いもあります。
サケが水の匂いを覚えていて、いつか生まれた川に帰ってくるように。

そして、川の現状を知ることで、いつか川に関わる道を選んでくれたら、
この「つなぐ川プロジェクツ」は真に成功したと言えるのではないでしょうか。

「つなぐ川プロジェクツ」は、
箱メガネから始まり、川と海,山,人,暮らし,文化…

さまざまなモノ・コトをつないでゆきます。

【事前申込制】8/25(日)『つくる つかう。はじめての箱メガネ』

前回の箱メガネづくりの時は「つくる」だけで「つかう」がありませんでした。
でも、今度は川に入ります。自分でつくった箱メガネをつかってみよう!

令和元年8月25日(日)11:00〜16:00
古民家カフェ わだや [Google map](山形市飽海郡遊佐町吉出字和田3-5)
月光川

参加費:7,000円(当日、受付時にお支払いください)

参加費に含まれるもの:箱メガネキット1個と材料費,保険代,子ども用ライフジャケット
参加費に含まれないもの:飲み物,昼食,ウォーターシューズ(※3),大人用ライフジャケット(※4),遊漁料(※5)

※1. 詳細情報は、申し込みされた方に個別にお知らせいたします
※2. 川遊び単体でのご参加はお断りいたします。必ず箱メガネづくりからご参加くださいますよう、お願いします
※3. 川の中に入るための靴は踵をしっかりと固定できる靴が必須となります。サンダルだとしょっちゅう脱げますので、
 ウォーターシューズ(マリンシューズなど)が望ましいですが、履き慣れた古いスニーカーでも代用できます
※4. 弊社でご用意するライフジャケットは子ども用です。大人用のものはお客様の方でご用意いただくことをお勧めいたします
※5. 遊漁料について、小学生はかかりませんが、大人は採捕行為をした時、遊漁料の支払いが必要になります。
 同行される保護者の方、もしもご自分でも魚を採りたいという時は、予め遊漁証を購入されることをお勧めいたします。
 なお、月光川における遊漁証はファミリーマート遊佐町小原田店で購入することができます。
 遊漁料は山形県内水面漁業協同組合連合会の《公式サイト》をご覧ください。
 弊社では販売しておりませんのでご了承ください

対象:小学生(ただし4年生までは保護者同伴)
定員:10組
申込:申込みフォームの必要項目にご入力ください
問合せ:問合せフォームにご入力ください

※キットや材料を準備する都合上、事前申込をお願いいたします。
※内容・参加費など予告なしに変更することがあります。予めご了承ください。

主催:YaH株式会社


【一日のおおまかな流れ】

[①つくる]
[②つかう]
[③観察する]

前回の様子,その他のトピックはWebサイトのInformationInstagramをご覧ください。

【参加者募集中・要申込】7/27『つくる。はじめての箱メガネ』

間もなく梅雨が明けますね。
これから来る暑い夏を楽しく過ごすために,夏休みの思い出づくりに,親子のふれあいに,
また遊佐町民花火大会が始まるまでの時間を楽しくするために
人と自然をつなぐ小道具をつくりませんか?

箱メガネは人と川との距離感を縮めます。
これがあれば、身近な川の見えなかった姿が見えるようになります。
今まで何気なく見ていた風景が変わって見えますよ!

当日の内容

  1. イントロダクション
  2. 箱メガネをつくる
  3. 会場前を流れる月光川の散策

[こんな方におすすめ]

  • 自然体験したい!
  • ものづくりに関心がある!
  • 木育に興味がある!
  • 川遊びしたい!
  • 知りたい!森のこと,川のこと,海のこと,自然のこと!!!
※接着剤やコーキング材が乾くのに半日程度かかるため、
月光川散策の時には、つくった箱メガネを使うことができません。
そのため、箱メガネづくりに参加された方限定で、
使うイベントを後日開催予定です。

   § § § § §

日時:令和元年7月27日(土) 13:00開始(12:30開場) 15:30終了予定
場所:古民家カフェわだや(山形県飽海郡遊佐町吉出字和田3-5)
参加費:4,500円(箱メガネキット1個と材料費,保険代ほかを含む)
対象:小学生(ただし4年生までは保護者同伴でお願いします)
定員:10組程度
申込:下記のリンクから申込フォームにご入力ください。
キットや材料を準備する都合上、事前申込をお願いいたします。

https://form.run/@hakomegane

問合せ: http://動く専門旅行会社yah.jp/messagecard/ (ホームページ内「MessageCard」)

主催 YaH株式会社

参加者募集中『登山が楽になる安心技術講習会(要申込)』

山の専門家をお呼びして講習会を開催します。
登山初心者の方,登山に興味がある方,楽に登山がしたいと思っている方向けのお話です。
   ◆   ◆   ◆
日時:2019年2月28日(木)18:15開始(18:00開場)21:00終了
場所:YaH株式会社(山形県酒田市新橋二丁目26番地の20 LIGHTHOUSE 2階 大会議室)

対象:
・登山初心者
・登山に関心がある方
・楽に登山がしたいと思う方
・登山医学に関心がある方
・トレイルランに関心がある方 など
定員:30名

参加費:1,300円(当日支払い)
申込方法:以下のフォームに入力してください
https://form.run/@rakuninaru0228

講師:熊谷 久美子 氏
講師プロフィール:
登山歴14年。登山以外にも日本山岳耐久レースなど全国のトレイルランレースに出場。地元秋田県での大会開催の夢を仲間と実現し、昨年は第五回目を終えた。
看護師として、総合病院で救急や整形領域、がん医療に携わる一方で、四年前から本格的に「登山医学」を学び始める。
多くの山岳レースや国際アドベンチャーレースの救護に関わり、自らの遭難経験も経て、山岳事故を防ぐため活動を広げている。
「登山中のセルフケア」「ラクラク登山と安全下山方法」を多くの 登山者にわかりやすく伝えることがライフワーク。
昨年は、北アルプスのとある山小屋で勤務。

主催:YaH株式会社( http://xn--yah-073b555nxxe3tshns573bdq5aim4a.jp/

PCJC2018に参加してきました!②

【PCJC2018の目的】

パーマカルチャー・センター・ジャパンの設楽代表が、PCJC2018のオープニングとカンファレンスの冒頭でこの全国会議の目的について語ってくださいました。

それは、
①パーマカルチャー東アジア地域にネットワークはない。そして、日本にもない。日本各地でパーマカルチャーの活動を続けているPDCの卒業生たちがいるが、それぞれのグループを結ぶ関係性をつくらなければならない,
②ビル・モリソン亡き後、パーマカルチャーの考え方が、古く陳腐なものにならないようにするためには、それを継ぐ者たちが、彼の目指したものを共有し、持てる力の範囲内で新しいパーマカルチャーを生み出し、より質の高いものにしなければならない,
③持続可能な社会・暮らし・地球をつくっていく時、パーマカルチャーに何ができるのか、答えはまだ出ていない。パーマカルチャーに関わる人たちが大勢で考えながらパーマカルチャーの質を高め、一つ一つ実体化していく。そういう意識をみんなで共有する必要がある,
以上の三つに取り組むためのプラットホームをつくりたい。組織ではなく、みんなが乗っかれる場をつくりたい。
これが今回の全国大会の目的ということでした。

日本全体のパーマカルチャーが、各地のグループをつなぐ場をつくろうとしているのと同じように、私も庄内の,東北日本海側の,あるいは東北のネットワークがつくれないかと思っていました。岩手や福島にはパーマカルチャーの活動を長年続けている人達がいます。山形にも数人いるそうです。しかし、そういう人たちをつなぐ場づくりは進んでいないと感じています。パーマカルチャーの活動家たちは「ヒエラルキーを押し付けられることを嫌う」と設楽さんは言います。だから、必要なのは「みんなが関わり合える場づくり」です。

パーマカルチャーはYaHに対して一つの軸を示してくれるのではないか。私はそのように期待してパーマカルチャーを捉えています。緑の本には「農的」とありますが、パーマカルチャーは決して農業だけの手法ではありません。日本の先人たちを眺めてみれば、建築家もいればガーデナー,木こり,コミュニティデザイナーやアーティストもいます。全員が農業者というわけではなく、それぞれが自らの専門を切り口にしてパーマカルチャーに取り組んでいます(畑をつくったり、一部で「農」に触れている人は多いのかもしれません)。私は「旅」という切り口でパーマカルチャーを解釈してみたいと考えています。今までにはない切り口で、うまく行くかどうか手探りになると思いますが、パーマカルチャーが会社の重要な軸となって、持続可能な企業としての新しい道を照らしてくれるのではないかと期待しています。

PCJC2018に参加してきました!①

【私と「パーマカルチャー」の出会い】

事例紹介の様子

カンファレンスのテーマ

カンファレンスの様子

私が最初にパーマカルチャーと出会ったのは、大学で雑木林の文化についての卒業制作をまとめている時のことです。指導教官から緑の本を紹介されました。パーマカルチャーを学ぶ人にとって最も有名な本だと思います。その時は読もうとしてもなかなか理解できず、軽く全体を通して見ることくらいしかできなくて、その本は私にとって「いつか読破したい本」になっていました。その緑の本『パーマカルチャー—農的暮らしの永久デザイン—』は、結局今でも読破することができていません。

それでも、あれから18年経つ間に、私はパーマカルチャーに関心を寄せ続け、私なりに歩み寄ってきたつもりです。

まず2013年に北海道伊達市にある《ひびきの村》で開催された「第1回北海道パーマカルチャーデザインコース(PDC)」に参加しました。パーマカルチャーに関わる日本の先人たちから体系的な講義を受け、パーマカルチャーデザイナーとしての基礎を学びました。

そして先月末(2018年9月30日)には、東京渋谷で開かれたPCJC 2018(Permaculture Japan Conference 2018 -Back To The Forest-/ https://pcjc2018.amebaownd.com/)に参加してきました。日本でパーマカルチャーの活動をする人たちが集まる全国会議です。二部構成で、前半は、マルシェやワークショップ,全国のパーマカルチャーの事例紹介など。後半はカンファレンスが行われました。

私はこのイベントに参加することで三つの収穫がありました。一つ目は、第1回北海道PDCの講師の一人であった設楽清和さん(NPO法人パーマカルチャーセンタージャパン代表)を始めとする、パーマカルチャーに関わる仲間たちと再会できたこと。二つ目は、四井真治さん(株式会社ソイルデザイン代表取締役)と会えたこと。四井さんとはFacebook上で6年前に知り合ったのですが、現実世界ではまだお会いしたことがなかった方です。今回どうしてもご挨拶がしたいと思っていました。三つ目は、日本のパーマカルチャーがどこに進もうとしているのかわかったことです。